為朝上陸の碑

運天の丘に立つ源為朝（みなもと・ためとも）上陸の碑。

揮毫は、あの東郷平八郎です。

この港に為朝が逃れてきたという伝承をもとに、

大正時代、「皇国日本」との一体化をめざす沖縄の人々によって造られたもの。

もちろん為朝上陸は伝承にすぎません。

つまり、この碑は為朝がこの地に上陸したことを伝える大昔の遺跡ではなく、

石碑そのものが「近代」という時代の残した歴史的な遺跡といえるでしょう。

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