2005年10月25日
ぐにゃぐにゃ文字
前回の「浦添城の前の碑」に刻まれている文字です。
何が書いてあるのかさっぱりわからない奇妙なぐにゃぐにゃ文字ですが、これは平仮名です。
3行にわたって人の名前が書かれています。
「くにかみの大やくもい、ま五ら」
「とよみ城の大やくもい、まうし」
「なこの大やくもい、またる」
この3人、三司官(さんしかん)の国頭親方、豊見城親方、名護親方です。
三司官は琉球の大臣にあたります。当時はこのように呼んでいたんですね。
Posted by とらひこ at 00:00│Comments(2)
│沖縄島中部
この記事へのコメント
名前が長いですねー。
沖縄の歴史って深いわ。。。
沖縄の歴史って深いわ。。。
Posted by Tom at 2005年10月25日 12:41
> Tomさん
コメントありがとうございます。
実は、個人の名前は「ま五ら」「まうし」「またる」の部分で、「~の大やくもい」というのは身分を表わす名称なんですよ。だから、
「くにかみの大やくもい、ま五ら」は、
国頭の領地を持ってる「大やくもい」という身分の「まごら(真五郎)」さん
ということになります。ちょっと複雑かもしれませんが…
コメントありがとうございます。
実は、個人の名前は「ま五ら」「まうし」「またる」の部分で、「~の大やくもい」というのは身分を表わす名称なんですよ。だから、
「くにかみの大やくもい、ま五ら」は、
国頭の領地を持ってる「大やくもい」という身分の「まごら(真五郎)」さん
ということになります。ちょっと複雑かもしれませんが…
Posted by とらひこ at 2005年10月25日 22:56