2009年11月18日

新刊『琉日戦争1609』登場!

みなさま、大変長らくお待たせしました。わたくし、とらひこの著作第3弾がようやく完成です!

タイトルは・・・

新刊『琉日戦争1609』登場!


『琉日戦争一六〇九 ―島津氏の琉球侵攻―』



です!今回は前作、前々作とはうってかわって硬派な歴史ノンフィクション!総ページ数350ページに及び、読み応えのある重厚な内容です!



【本の帯より】

本格的歴史ノンフィクション登場!
独立王国・琉球、最大の危機
戦(いくさ)の嵐、迫る。

最新の歴史研究の成果で「島津軍の琉球侵攻」を、琉球王国、日本、そして海域アジアを巡るダイナミックなスケールで描き出す!

独立王国・琉球を狙う「九州の覇者」、薩摩島津氏。そしてアジア征服の野望を抱く豊臣秀吉、対明講和をもくろむ徳川家康。ヤマトの強大な力が琉球に迫る。これに立ち向かう琉球王国・尚寧王と反骨の士・謝名親方。海域アジア空前の「交易ブーム」の中、うごめく海商・禅僧・華人たちが情報戦(インテリジェンス)に絡み合う。『目からのウロコの琉球・沖縄史』『誰も見たことのない琉球』で大注目の若き琉球歴史研究家、満を持しての書き下ろし!



【目次】

第1章 独立国家、琉球王国 ~プロローグ・琉球の章~ 

 
(1)南方の海洋王国  
(2)嘉靖の大倭寇  
(3)衰退する中継貿易  

第2章 九州の覇者・島津氏と琉球 ~プロローグ・島津の章~ 

(1)戦国大名・島津氏への道  
(2)あや船一件  
(3)九州の覇者・島津氏  

第3章 豊臣秀吉のアジア征服戦争 

(1)秀吉のアジア征服への野望  
(2)琉球使節、聚楽第へ  
(3)琉球発インテリジェンス、明を動かす  
(4)王府内部の確執  
(5)「鬼石曼子」と泗川の戦い    
 
第4章 徳川政権の成立と対明交渉    

(1)朝鮮からの撤退と琉球・島津氏  
(2)日明講和交渉と聘礼問題  
(3)戦争回避、最後のチャンス 

第5章 島津軍、琉球へ侵攻 

(1)奄美大島制圧  
(2)徳之島での奮戦  
(3)今帰仁グスク陥落  
(4)つかの間の勝利  
(5)首里城明け渡し 

第6章 国敗れて

(1)尚寧王、徳川将軍に謁見 
(2)掟十五カ条  
(3)「日本の代なり迷惑」  

第7章 「黄金の箍(たが)」を次代へ ~エピローグ~


今年は1609年の島津軍の琉球侵攻からちょうど400年目。この歴史的事件を最新の研究、新史料をもとに描き出しました。しかも研究者向けの専門書ではなく、一般書として書き下ろしです。一般向けですが、内容はおそらく、どの関連書・関連論文よりも新しい内容となっています。

新刊はまもなく発売されますが、まずはボーダーインクのサイトのほうで先行予約を行います。400年前のあの事件とは何だったのか。現代の沖縄を考えるためにも必読の書です!ぜひ読んでみてください!


※送料無料!




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Posted by とらひこ at 23:21│Comments(0)お知らせ
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