2006年08月03日
暗しん御門
浦添ようどれに入る前の暗しん御門(くらしん・うじょう)。
この谷間を進むと英祖王・尚寧王の墓にたどりつきます。
ただの通路に見えますが、戦争で崩れる前はこの通路の上に自然の岩が存在していました。
つまり、かつてここは自然のトンネルのようになっていたのです。
太古の琉球人は、この洞穴を異世界へ通じるワープトンネルと考えていたようです。
真っ暗なトンネルを抜けると、現世とは別世界の、王の眠る聖なる空間に到達するのです。
Posted by とらひこ at 18:35│Comments(0)
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